冷蔵庫の冷凍室の奥になぜか余った餅が隠れている神秘
今週のお題「餅」
「あっもちもちもっちもち~♪」
餅と聞いてすぐにこのフレーズが思い浮かんできた。
何だったっけ?と考えたら30年以上前、西川峰子が餅のCMで歌っていた。
今も脳裏の片隅に残っていたとは恐るべし昭和のCM。
餅は自分が小さい頃(30年以上前まで)は自分の家で
餅米を炊いて杵と臼でついて餅を作っていた。
餅は買うものじゃなくて自分ちで作るか、それとも親戚や知り合いが作ったやつを
もらうものだった。
うちは自分ちで作る派だった。
おじいちゃんが杵で餅をつく役で、おばあちゃんは餅をひっくり返す役。
息を合わせないとうまく餅をつけない。
餅をついていると途中で餅が臼にひっついてくる。
ひっくり返す役はそばに水を入れた容器があるので手をピチャッとつけて
その水分で餅の周りを濡らして滑りをよくする。
タイミングを誤れば杵が自分の手の甲に落ちてくるので危険。
おじいちゃんはお構いなしに杵を振り下ろすし、おばあちゃんはやられまいと
手の動きを早く動かして餅をついた。二人共必死の形相だった。
夫婦だから息が合うとか見ていると関係なかった。
餅つきは正月前の一大イベントだったけれど、それから餅をつくのも機械に
変わって、今は餅はお店で買うものになってしまった...
もう餅つきは町のイベントかクールポコのネタで見るくらいやな....
餅は雑煮がメインで食べている。
まあずっと同じだと飽きてくるので鏡餅とかは、かき餅にして食べている。
鏡餅を煎餅サイズに薄く切ってそれをオーブンで焼いたり、
油で揚げたりして食べた。
おばあちゃんがバリバリ言わせて食べてたのを思い出す。入れ歯だったのに...
歯の強い老人とお子様のおやつにぴったりですな。
餅と言えば正月。
元日の朝といえば
「あけましておめでとうございます」
の新年のあいさつより
「餅、何個食べるんや~」
という雑煮に入れる餅の数の確認が大事。
新年早々、悩まんように食べる餅の数考えときや~