もぐおのかばん

もぐおがいろいろ吐露します

悪霊そっちのけ

トワイライトシンドローム-卒業-(2000年)

高校生活最後の思い出に、主人公、友里(酒井若菜)が仲良し三人と学校で、

ある「儀式」を行う。

そこで呼び出してしまった悪霊に、次々と襲われていく。

 

とまあ、よくある話なんやけど、プレイステーションのゲームの

トワイライトシンドローム」が原点の話。

ゲームは二十年以上前にやったことがあって、怖いの我慢しながら

やったの覚えとる。名作やと思う。

 

見どころは、悪霊に対抗するためのお札が、ファックスで送られるけど、

時間がかかるという場面。

迫る悪霊、終わらないプリントアウト。徐々に印刷されるお札が良い。

 

最初は盛り上がりもなく、友達とワイワイやっとるだけ。

友達が一人失踪してから、やっとストーリーが動きだすんやけど、

ホラーが半分、恋愛半分、同時進行してしまう。

偶然、居合わせた、昔の同級生の誠君に主人公の友里が、助けてもらう。

誠君はバイクを買うためバイトを掛け持ち。

友里がピンチの時には、なぜか必ず近くでバイトしとるから、すぐ来る。

友里はそんな誠君に惹かれてしまう。

そこから、サイコパス女と化していきます。

 

主人公の友里が発端で行った儀式のせいで、結局、

友人二人が行方不明となり、一人が重傷を負い入院となってしまった。

そんな時、友里と誠君は二人で友人の捜索に出る。自転車の二人乗りで。

誠君が自転車をこいで、友里が後ろに腰かけている。

もうなんかのイベントにでも行く雰囲気です。

悪霊に狙われていることなど、おかまいなしの雰囲気です。

友人は見つからず日が暮れる。友里がご飯に誘います。自宅へ。

いつもやらない料理をして、誠をもてなします。

その後、花火大会があるから行こうと、わざわざ浴衣に着替えます。

そして、友人が霊に襲われた場所によく似た山の上の公園で、

二人きりで線香花火をします。

線香花火が消えて、夜空を見上げとそこには花火。

友達三人、今現在ひどい目にあっているのに、ドン引きです。

 

悪霊も去って、友達も帰ってきて、エンディング。

事件前の様に友達と歩いてる。

その目の前に現れる、バイクを買った誠君。

友人を尻目に、誠君のバイクの後ろに乗る友里。

そのままタンデムで去って行く。

彼氏作って友達からの卒業っていうことなんか、

まさしく映画のテーマ通り。

 

だけど、一番卒業したのは、

バイトして貯めたお金で買ったバイクを、エンディングで見せつける。

バイトからの卒業ということかな。

 

バイト、お疲れ!