積みゲーくずし～プリプリ ＰＲＩＰＲⅠ PRIMITIVE PRINCESS！（GB）編～

ＳＵＮＳＯＦＴから１９９０年に発売された

プリプリ　ＰＲＩＰＲＩ PRIMITIVE PRINCESS！（GB）

面クリアー型アクションパズルゲーム


タイトルからはさっぱりわからぬゲームジャンル。

何かがプリプリしているのか、期待に胸膨らんでタイトル買いしたこのゲーム。

いざ、レッツプレイ！

原始時代の、ルリルリ王国のプリプリというお姫様（プリプリの謎解けた....）が

「16歳で結婚しなければならない」というしきたりが嫌で、

「ヌボーの塔」という、恐ろしい魔物や複雑なトラップがある禁断の塔を、

登り切った人なら、結婚に応じると言い出した。

そのうわさを聞いた冒険者トトムはヌボーの塔へと出発したが....

主人公のトトムは口髭ボーボーでケモノの皮の服という風貌。

もろに原始人という見た目。

そのトトムがステージ内にあるクリスタルを取ってから、右上に出現するハシゴまで

たどり着くというのがゲームの一連の流れ。

トトムは足場のブロックを手に持ったハンマーで叩いて落としたり、

復活させたりできる。復活は回数制限がある。

モンスターの頭上からブロックを落とせば、モンスターを倒せる。

（筋肉ムキムキなんやから、ハンマーで直接叩いて倒せや....）

このブロックが曲者。

なかでも「スルーブロック」というトトムが乗れば下に落ちてしまう

いわば、落とし穴のブロックがある。

これがまたえげつなくて、ふつうの「ノーマルブロック」と見分けがつかん。

ノーマルブロックだと思って乗ると下に落ちる。

その落ちたところにモンスター。まさに初見殺し！

それがそこかしこにある。どないもこないもできんわ...

ほかに、矢印のほうにしか進めない「ワンウェイブロック」や、

一方通行のハシゴ、それにどのドアに移動するか分からんワープドア、

これもまた一方通行のドアがある。

とにかく、画面見てもわからん罠が多すぎる！

スルーブロックがものすごく厄介なシロモノや‼

はまって初めて分かる、この罠の数々。

クリアー不能になってセレクトボタンを押す。最初からステージをやり直せる。

「ギブアップ」

その度に減っていく残トトム数。

ゲームオーバーになってもコンティニューはない。

しかしステージセレクトはある。

だが残念なことに、5ステージ単位でしか選べないということ。

5ステージをやりたかったら５ステージを選べばそのままスタートできるが、

４ステージをやりたくても、1ステージから順にクリアーしていって４ステージまで

たどり着かなければいけない。

エンディングが見たいだけなら、４１ステージからスタートできる（全50ステージ）。

残機制じゃなくて、即コンティニュー制だったらよかったのに....

とにかく意地が悪い、罠にはまって死んで覚えるゲーム。

パズルゲームが好きで、忍耐力のある人にオススメ。

トトムが罠にはまるたび、このゲームを作った奴の

「よっしゃー！」

という声が聞こえるようや....

「よっしゃー！」「よっしゃー！」「よっしゃー！」「よっ......