もぐおのかばん

もぐおがいろいろ吐露します

田舎の害虫キング

毎日が駆け足で過ぎてく 夏はもうすぐ 

アナタはたくさんの足で駆けてく ワタシの部屋

いつも突然現れて ワタシを驚かせるその姿....KI・MO・Ⅰ

目が合うと視線を避けるように逃げる 数えきれないほどの足で。

「待って....」

そう言う間もなく、物陰に消えてしまう....NI・GA・SI・TA

もう会えない いや会わない

これでさよなら....BA・RU・SA・N

 

田舎ポエム

タイトル「にくいあん畜生、アイツは百足(ムカデ)」でした。

 

 

自然豊かなところに住む者には、お馴染みの虫。

赤い頭部に二本の触覚、黒いボディにうねうねと動く無数の足。

そう、ムカデだね!

 

やめろ!想像するだけでおぞ気がするわ!!

 

春から秋にかけて活発に活動するムカデ。

いつのまにか家の中に入り込んで、突然出てきては家中パニックの渦に落とす。

出てくるのはテラフォーマーズの中だけにしてくれ。

 

ムカデは毒を持っている。しかも攻撃性が高い。

気づくと嚙まれていて、激しい痛みが襲ってくる。

そしてその後、めっちゃパンパンに腫れてくる。

 

高校の同級生が、顔が半分パンパンに腫れて学校に来たことがある。

「ムカデにやられた」と半泣きで話すその姿を見て、

ムカデに嚙まれた痛みもだけど、腫れて半分別人のような顔になっても

学校に来なければいけないという事に、さらに恐怖を覚えた。

 

しかしとうとう、被害にあってしまった。しかも二度....

 

一度目は、社会人になった頃、夜、ベッドに横になって眠りについていた時、

右手になんか、もぞもぞと動くものの感触があった。

すぐ頭の中に「ムカデ」が思い浮かんで、布団を払いのけて飛び起きた。

明かりをつけて探したけど何もいなかった。だが右手の甲に激しい痛みが走った。

「やられた!ムカデに嚙まれた....」

どんどん腫れていく右手。

数時間後には、有名猫型ロボットの手のようパンパンになっていた。

どこにでも侵入してくる、これがムカデのたちの悪さ。

 

二度目は、お風呂に入ろうとドアを開けて中に入ったその時。

頭に何か落ちてきた。頭を手で払うと四センチほどの黒いひもの

ようなものが落ちた。よく見ると小さいムカデだった。

「うわっなんか頭がチクチク痛い」

やっぱり嚙まれていて、頭も少し腫れた。

小さくてもふつうに噛んでくる、これがムカデの凶暴さ。

 

玄関や勝手口には置くタイプの害虫忌避剤、家の周りには粉末状の殺虫剤を散布。

これをムカデの侵入対策としてやっておけば、とりあえず安心。

でもなぜか、入ってきてる時があるけど....

 

田舎暮らしにあこがれとる人、これが田舎のリアルやで。

イメージだけで「田舎ってええなぁ」とか思てたら、痛い目にあうで!

 

もちろんムカデに嚙まれてな!!