もぐおのかばん

もぐおがいろいろ吐露します

ジャガイモは思てたほど量が食べれん

 

ジャガイモが30個も手に入った。

小さい段ボールの箱いっぱい。ふつうに重たい。

 

妹が旦那の実家からもらったジャガイモを分けてくれた。

野菜も価格が上昇しているからありがたい。

 

だが、この家には、食の細い母と、医者から体重が増えて嫌な顔されている自分と、

自分の食べたいものだけ食べる弟の三人がいるのみ。

どうやってこのジャガイモを食べようか考えた。

 

ポテトといえばポテトサラダ。

うろ覚えだが、何年か前に女の人がポテトサラダを買おうと手に取ったら、

そばにいた爺さんが、

「ポテトサラダぐらい自分で作れよ!」

とのたまったという話が話題になったのを思い出した。

 

「ポテトサラダぐらい作ったらぁ!」

 

「年寄りの言うことはないがしろにしたらあかん」

などとは思ってないが、ポテトサラダを作ることにした。

ほんまに腐るほどあるし....ジャガイモ。

 

レシピは昔、母が作っていたやり方。

思い出を 探って作る ポテサラダ

ポテトサラダ作る前に一句できたわ!

 

ジャガイモを蒸し器で蒸す。

ジャガイモを蒸し器に何となく今回は10個投入。

つまようじがジャガイモをスーッと貫通したら蒸しが完了。

次に皮をむく。

手で簡単にむけるが、ジャガイモをが尋常じゃないほど熱い。

ブルースリーばりに「アチャーアチャー」言ってなんとかむき終える。

 

むいたジャガイモをボールに入れて、しゃもじでつぶしていく。

ポテトサラダを作ってる感じがしてきた。

マヨネーズを入れて、さらに混ぜる。

後で味は調整できるからほどほどでやめとく。

 

具はきゅうり2本と、薄いハム8枚と玉子2個使って玉子焼き。

きゅうりを薄く輪切りに、ハムと卵焼きは1センチ四角に切る。

 

そして切った具材をつぶしたジャガイモの入ったボールに投入して、再びしゃもじで

均等に混ざるまで混ぜる。

最後にそれを冷蔵庫に入れて冷やして完成。

 

食べたらふつうにおいしい。

量はでっかいどんぶり3杯か4杯分でかなり多くなってしまった。

生ものなので朝、昼、晩と毎回食べて早く食べきらなあかん。

 

しかし作ってみてわかったことがある。

正直、思った以上に手間がかかる。

「ポテトサラダぐらい自分で作れ」とはとても言えん。

むしろ「ポテトサラダは買ってもいいよ~」と言いたい。

 

自分がポテトサラダを買おうとして、横におる爺さんが

「ポテトサラダぐらい自分で作れ!」と言ってきたら、

アツアツに蒸したジャガイモを着ているシャツの中に入れたって

「アチャーアチャー」言わしたるわ。

 

よい子はマネしないでね....