もぐおのかばん

もぐおがいろいろ吐露します

リアルぼくのなつやすみ

 

 

社会人には考えられんほど長ーい長い夢のような休み。

それが「あぁ~な~つやすみ~♪」

児童、生徒、学生の諸君、もうすぐ夢が終わるよ。

 

今思えば昔、自分はあんな長い休みに何してたっけ?

なんか毎日楽しかったような気がする。

旅行や遊園地とか、そんな洒落たもん連れて行ってもらったことないけど....

 

毎朝スタンプカードを持ってラジオ体操行ってた。

今は、1週間や2週間だけになっとるらしいが、当時はほぼ毎日やっていた。

来てない人がいたりすると、どっかへ出かけとるんちゃうかと思って

うらやましくて、悔しかったな。

自分はどこにも連れて行ってもらえなかったので、スタンプカードはスタンプで

いっぱい。それをステータスにして毎朝早起きしてラジオ体操に通った。

 

午前中は軽く勉強してから、夏休みとか春休みにだけやっているアニメの再放送

を見る(ヤッターマンとか....あの時代のテレビは子供に優しかったわ)。

後は、ほぼファミコンしてたなぁ....。

 

そしてお昼はお待ちかねのあのテレビ番組

「怪奇特集!!あなたの知らない世界」

恐怖体験を再現ドラマで見せる番組。

普段は「お昼のワイドショー」といって事件や芸能人のゴシップなどを放送

しているが夏休みは怪奇特集を放映している。

解説者として、放送作家新倉イワオ、霊能者の冝保愛子などが出演していた。

 

どんぶりにご飯を入れて、お茶漬けを作ってテレビの前でそれを見ながら食べる。

たまにソーメン。

あまりにも怖すぎるので頭からタオルケットをかぶって見た。

暑さもふっとぶ恐怖番組やった。

 

午後からはプールの日は小学校のプールに泳ぎに行った。

プール入る時、腰洗い槽に浸かって消毒して、冷たいシャワー浴びて

それでやっとプールに入れとったなぁ。

久しぶりにそこで友達に会ってテンション上がって、帰り道は

赤い目してめっちゃ気だるくなって家まで帰ってた。

 

田舎ではプールの代わりに川で泳いでいたとこがある。

泳ぐのに適した、いい感じの場所が遊泳の場所に指定されていて、

1時から3時まで保護者が付いて見守っていてくれる。

時間になるとどこからともなく水着姿の子供たちがやってきて勝手に泳いでいた。

 

親戚に行った時、川のプールがあって、知らん子に混じって泳いだことがある。

急に深いところがあっておぼれそうになってしまった。

足が急にズボッとはまったようになって足がつかんようになった。

めちゃくちゃ焦るし、深いところは水が異常に冷たいので足が急に冷える。

なんとか水面まで上がって事なきを得たけれど

「川で泳ぐの怖ぇよ!」

と幼心に思ったのを思い出した。

 

友達の所は川に赤い旗が立っていると遊泳オッケーの印だったという。

あんまりその場所から離れたら、アユ釣りのおっちゃんがええ顔せんから、

気をつけなアカンらしい。

 

夜はガチで蚊帳つってたな。

エアコンが無いんで窓開けとかな暑くて寝れん。

ちょっとしたキャンプ気分やった。

夜中おしっこ行く時、蚊帳の出口がわからんようなって漏れそうになったけど....

 

....よう考えたら、僕の夏のイベント、もうゲームの中ぐらいでしか存在せんがな。

これがまさしく「リアルぼくのなつやすみ」....

 

 

児童、生徒、学生の諸君、「きみのなつやすみ」のエンディングが

もうすぐはじまるよ。

いろんなイベントがあったかな?

 

でも宿題が終わってないとバッドエンディングが待っとるからな....