もぐおのかばん

もぐおがいろいろ吐露します

高齢になると「ドキドキした」がまた違う意味になる

題「最近ドキドキしたこと」

 

「ブログでも書くか」とパソコンの電源を入れたけれど

 

しかしなんか今日は気分がのらない

 

良いネタが浮かばない....

 

ボーっとパソコンの画面を眺めていると

 

パソコンの画面右側に今までブログに使用した写真や画像が目に入った

 

 

その中に見覚えのない写真が一枚あった

 

確認しようにも写真が小さくて暗いので何が写っているかよくわからない

 

ブログの画面にその写真を張り付けてみたら....

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウワァァァァァーー!なんやこの写真」

 

ホンマびっくりしたわ!

 

めっちゃくちゃドキドキした

 

 

思てたんと違う....

 

この写真貼るブログってどんなブログや⁉

 

夜中油断してる時にほんまにアカン!!

 

 

 

....なんか前にダウンロードしたのを思い出した

 

でも何に使おうとしたのかは今だに全然思い出せないけど....

 

 

兵庫県在住の50代男性のしょうもない実話でした

 

 

 

....今思えば「ドキドキ」じゃなくて「ドキッ」だったか....

 

 

 

毎日夜中まで仕事をしていて朝礼で「体調管理に気をつけるように」と、いつも早く帰る上司に言われるとイラッとする。

今週のお題「体調が悪いときの過ごし方」

 

体調が悪くなる時は決まって悪寒から始まる。

「ヤバい風邪か?」と思っても後の祭り。

この後はお決まりの発熱コースが待っている。

 

「風邪ひいて熱が出た時は汗をかいたらええんや

薬で押さえたりしたらあかんのや

なんでか言うたら体温上げて体の中のウイルスを撃退しよるから

いらんことしなや」

 

関西弁の誰が言ったか忘れたその言葉が心に残っていて、風邪をひいた時は

その言葉通り実践するようにしている。

まあ、なんか根性論のようなカンジも少しするんで、やっぱり風邪薬ぐらいは

飲むようにしたけど....

 

体調悪くて寝ていると、熱が出て汗だくになってしまう。

そのたび夜中パジャマを何回も着替える。

寒気で震えるけれど我慢。それを2,3回繰り返す。

そうしていると朝方にはスッキリして一応、動けるまで回復している。

....あの言葉通り、汗をかくということは効果があるのだと思う。

洗い場に洗濯物の山ができてしまうけど....

 

 

コロナが流行していた頃は、少しでも熱が出たり咳が出ただけでも

気兼ねなくとはいかないが、仕事を休むことができた。

むしろ、「来ないでくれ!」と逆に断られるくらい。

 

しかしコロナが流行する前は、みんな少々体調が悪くても会社に来ていた。

ギリギリの人数で働いていたから1人でも休むと生産ラインが止まってしまうのだ。

そのため体調の管理は重要だった。

 

何年か前の繫忙期に体調を崩してしまったことがある。

毎日、8時半から夜の10時過ぎるまで仕事が終わらない。かなり危機的状況。

 

寝て少し回復して、仕事行ってまた悪化して、帰って寝て少し回復して~という

地獄のルーチンを繰り返していると、最終的に咳が止まらなくなって、

緑色の痰が出るようになり、器官から喘鳴がしてやっと休んで病院行った。

診断結果は「喘息」。

大人になってからの喘息は治らないのだってね、ショックだわ。

今はもう症状出てないけど....

 

 

~教訓~

 

体調が悪い時したら良いことはたくさんあるけれど、

体調が悪い時にしたら一番ダメなことは

 

無理

 

これは身をもって強く言うときます....

 

 

 

久しぶりにブログを書いてみる~今日、そこにもガイダー(強殖装甲ガイバー)~

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/osamechang/20231107/20231107212724.png

 

 

ブログの更新を止めて数カ月。

ズルズルとその間、漫画読んだり映画を観たり、

アウトプットするにはインプットが大事と自分に言い聞かせてたら、もう11月。

しかし戦国無双とかの無双ゲームは時間があっという間に解けていくわ....

まあ、そんなことはどうでも良いか....

とにかく沈黙を破って再開。

 

しかし、自分が読んでいたブログのほとんどが開店休業状態。

「ブログは9割が続かない」

と聞くがやっぱりその通りなのか?

 

毎日かかさず更新していた人もいたし、ランキング入りするために頑張って

いた人もいた。

今は時が止まったままのブログがあるだけ....

正直、少し寂しいわな。

 

読者数みたらが自分の何十倍もいるから、期待に応えなあかんと

思うのもわかるけど、もうちょっと気楽にやったらよかったのに....

気分が乗らねぇときは書いても。つまんねーことしか書けんよ。

無理して書いてたらそりゃ続かないわ。残念至極。

 

「お前もブログを更新してないし、読んでなかったくせにやかましいわ!」

と聞こえてくる気がするが、ごもっともな意見でございます。

 

正直、ブログを書かなくなって楽だった。時間に余裕ができたし....

しかし気がつくと物事をあまり深く考えないようになってきて、

コンテンツを消費するだけのただのバカになりそうな気がしてきた。

まあ正直、そういうのに飽きたからまた書いているだけのことだけど。

 

 

気を取り直して、本題に入りまーす。

今年はガイダの数が異常に多い。

あっ兵庫県のあたりではカメムシのことをガイダと呼ぶんだけどね。

他の地域ではどうか知らんが、自分の地域には大量発生している。

 

玄関のドアを開けると上から落ちてくるガイダ。

家の中に侵入しようと網戸の外側につかまって待機しているガイダ。

洗濯物を取り込むとそこにもガイダ。

布団を干してから取り込んで、さあ寝ようと布団をめくると先に寝ているガイダ。

至る所にガイダ、ガイダ、ガイダ....

 

この前、廊下で猫が何か玉をとっていた。

見るとその先にはガイダ。廊下くっさー。猫の手もくっさー。

大惨事。

 

そういえばガイダで不思議なことがあった。

寝ていると「ブーン」とガイダが飛ぶ音がする。

しぶしぶ起きて捕まえて外へ投げて出す。

再びベッドに横になると、また「ブーン」とガイダの飛ぶ音がする。

また起きて捕まえて外へ出す。

「もう、いないだろう」と横になるとまたガイダの飛ぶ音。

これが10回ほど続いたことがある。

「1匹ずつ順番とかルールがあるんか!

まとめて全部出てこいや!!」

と、あの元プロレスラーのようにガイダにキレる深夜1時....

 

 

久しぶりにブログを書いたけれど、楽しいことは楽しいが、やっぱり

時間がかかるなぁ(1つのブログを仕上げるのに2,3時間以上)。

まあボチボチやるとしよう。

 

 

最近物忘れが多いosamechangのブログが読めるのはHatenaBlogだけ!

目指せ100ブログ!osamechanngに応援のおたよりを出そう!

兵庫県✖✖市○○町△△村....って少年ジャンプの柱コメントやん!!

 

 

避難訓練の火元は理科室が多そう

 

9月1日は防災の日

 

防災といえば、そう!避難訓練!!

なんか、嫌な思い出がよみがえってきた....

 

あれは、自分が中学1年生の時、もう35年以上も前、昭和の時代。

昨日の終わりの会で聞いていたのか、今日、避難訓練があることを覚えていた。

 

当日は非常ベルがいつ鳴るかわからない。

少しソワソワしながらお昼休みが過ぎ、とうとう5時間目の授業になった。

 

授業が始まって30分ほどたった時、非常ベルがけたたましく鳴り響いた。

「来たっ!」

そして緊急の校内放送が流れた。

「只今、火災が発生しました。火災発生場所は校舎2階東側の理科室。

生徒の皆さんは校舎の西側の階段から落ち着いてグラウンドに避難してください。

繰り返します、只今、火災が....」

 

「みんな、落ち着いて慌てずにグラウンドへ集合!

私語は禁止!絶対走ったらだめよ!」

その時授業していた女の先生が少し緊張した声でそう叫んだ。

 

ぞろぞろと生徒たちが教室から出ていく。

階段降りるときは、ほかの人を押したりすることが無いように

左手の手首を右手でつかんで降りる。

ウチの学校では避難訓練にそんな決まりがあった。

 

グラウンドへは上履きのまま行く。

上履きがグラウンドの土で汚れるので、終わってから雑巾で靴の裏をキレイに

拭いてから校舎の中へ入らなあかん。

 

グラウンドに着いて避難が完了した。

グラウンドはすでに避難した生徒たちでいっぱいだった。

クラスごとに並んで、担任の先生たちは全員避難したか人数を確認していた。

 

避難訓練ももうほとんど終わりに近づいている。

生徒たちは気が緩んだのか、周りの人たちと話をし始めた。

自分はじっと黙って立っていた。親しい人も同じクラスにおらんしな....

 

「静かに!」と先生の声が校内放送で何度か聞こえてきた。

しかしみんなの話声で放送が聞こえないのか、いつまでたっても会話が止まない。

この状況になんとなく嫌な予感がしていた。

この後、予想通りとばっちりを受けてひどい目にあうことになる。

 

「静まれ!静まれ~静まらんかい!!」

突然、怒気を含んだ校長先生の声がグラウンドに響き渡った。

 

校長先生は剣道をやっていてめっちゃ礼儀やしつけに厳しい、そして怖い。

今までしゃべっていた生徒たちの声がピタッと止んでその場の空気が凍りついた。

 

「君たちは私語をやめろという放送が聞こえんのか?

何度も先生が放送しているのにどういうつもりなんだ?」

校長先生はそう言ってから

「全員その場に座れ!」

と生徒をグラウンドに座らせた。

 

そして公開処刑が始まった。

「1年1組26番立てっ!

....1年1組26番どこだ!!」

 

聞き覚えのある馴染みの番号。

よりによって僕の番号だった。

体から血の気がスーッと引くのが分かった。

 

「はい....」なんとか立ち上がる。

「「静かに」と先生が放送しているのに、ずっとしゃべっていたのは何故だ?

答えぇ!」

 

頭の中は真っ白になった。

「僕は一言もしゃべってないから答えられんやん?

おとなしくずっと黙ってたやん。なんなんこれ?なんで僕なん?なんで?」

パニくってしまい言葉が出ない。

 

何も言えないでずっと黙ったままの僕に向かって校長先生は

「もういい!しばらく立っとけ!!」

そう吐き捨てた。

 

他のクラスの人が答えているのを遠くで聞きながら、

「なんでこんな目に合わなあかんのや!」

と、下を向いて耐えていた。

 

一通り全学年全クラス聞き終えると、校長先生の話が始まった。

僕はそのままずっと立ったまま。

「忘れられてんの....?」

 

校長先生の怒りも収まってきてやっと話が終わった。

「全員、起立!」の号令がかかってみんな、立ち上がった。

「本日の避難訓練はこれで終了します。解散!」

悪夢の避難訓練がやっと終了した。

 

あの時「僕は一言もしゃべってません」と言えていれば!チクショ~‼

....いや、「ではなぜ、いつまでもしゃべっている生徒を注意しない?」

とか言うやろうな。

 

思い出しただけでふつふつと腹が煮えくり返ってくる。

自分に非がない分、まったく今だに納得がいかん!

 

避難訓練の標語

「お、は、し、も」

お、押さない

は、走らない

し、しゃべらない

も、戻らない

 

あの時の自分の「お、は、し、も」

お、お前らが

は、早くだまらんから

し、しゃべってない自分が

も、もろに、とばっちり受けたわ!

 

避難訓練で避難の方法学ぶはずが、人生においての理不尽さも学んだわ....

 

 

 

 

 

 

 

車運転安全禄ムジコ

 

車を運転する人は多いと思うが、自分も交通手段が車しかないので

よく運転する。

 

しかし最近乗るたびに不愉快な思いをする。

マナーが悪いやつに遭遇するし、車も何度かぶつかりそうになった。

見てないのか運転が雑なのか、何度か車のクラクションに手が伸びる。

 

バイパスの降り口で、プリウスがハザードを出してバックをしていた。

「降りるところ間違えたな、しかし危ねえなぁ」

と思った瞬間、急に右にハンドル切って僕の走っている本線に入ってきた。

急に目の前に入ってきたので、焦って急ブレーキ!

なんとかぶつからんと止まったけど、ハザード出したままこっちに合流すんな!

まぎらわしいんじゃ!

焦っとったんやろうけど、右にウインカー出して後ろ確認して合流せえ!

ラクション鳴らして怒っときました。

 

次は悪質。僕がイオンに寄った時のこと。

入り口の横断歩道の前で歩行者が渡れず立ち止まっていた。

気が付いたので車を横断歩道の前で止めて歩行者が渡るのを待っていた。

すると、右側の対向車線からスーッと何かが出てきているのが目に入った。

そこには、なぜか抜いて行こうとする軽のキャンパスがあった。

今、目の前を歩行者が渡っているというのに、その行動が理解できん。

歩行者はキャンパスに気が付いてびっくりしてその場で止まった。

キャンパスはなにごともなかったようにそのまま行ってしまった。

 

見ると後ろには「高齢者マーク」。

70歳以上の高齢者がつける「もみじのマーク」。

個人的に免許返納を強くおすすめしようと思いましたが、我慢しときました。

 

後は、坂道を上っていて僕の車が上からはよく見えんかったのか、ちょうど坂を

登ったところで、軽自動車が目の前を横切ってぶつかりそうになったりと、

ちょこちょこと事故に遭いそうになった。

 

これが前に働いていた製造業の会社でよく言うてた「ヒヤリハット」というやつか。

1件の重大事故の裏には29件の軽い事故と300の怪我をせん程度の事故がある

ハインリッヒの法則というやつやな。

 

330回目で重大事故が起こるというわけじゃなくて

1回目でも重大事故が起こるかも知れん。

どんな事故になるかは危険な行動をしたり、危険な状態の時の偶然....

それはサイコロを振った出目で決まるようなもの。

1つの面が重大事故、29ある面が軽い事故、そして残り300の面が

「ヒヤッとしたりハッと」したりするぐらいの事故、全部で330面あるサイコロ。

それを振って事故の程度が決まる....それは運命のギャンブル。

 

ざわ....ざわ....ざわ....ざわ....ざわ....ざわ....ざわ....ざわ....

 

奇跡なんて望むな....!

 

だってそうだろう....!

 

「勝つ」ってことは、そんな神頼みなんかじゃなく、具体的な勝算の彼方にある....!

 

現実だ....!

 

勝つべくして勝つ....!

 

 

って伊藤開司も言うてる。

 

このギャンブルで勝つためには、危険予知能力を高めていち早く、

危なそうな車とか交通状況を察知する、それには常に心は平常心。

これでこのギャンブルの勝算アップ。

 

あああっ!あああっ噓だろ?噓だ!噓だ!あっちゃならねえ!こんなこと!

オレの人生であっちゃならねえ!

 

って伊藤開司みたいに叫ぶような羽目にならんよう気をつけなアカン。

 

しかし、結構危険な目に会うのは車のお祓いしてないからかな?

(結局、神の所為にする....)

 

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リアルぼくのなつやすみ

 

 

社会人には考えられんほど長ーい長い夢のような休み。

それが「あぁ~な~つやすみ~♪」

児童、生徒、学生の諸君、もうすぐ夢が終わるよ。

 

今思えば昔、自分はあんな長い休みに何してたっけ?

なんか毎日楽しかったような気がする。

旅行や遊園地とか、そんな洒落たもん連れて行ってもらったことないけど....

 

毎朝スタンプカードを持ってラジオ体操行ってた。

今は、1週間や2週間だけになっとるらしいが、当時はほぼ毎日やっていた。

来てない人がいたりすると、どっかへ出かけとるんちゃうかと思って

うらやましくて、悔しかったな。

自分はどこにも連れて行ってもらえなかったので、スタンプカードはスタンプで

いっぱい。それをステータスにして毎朝早起きしてラジオ体操に通った。

 

午前中は軽く勉強してから、夏休みとか春休みにだけやっているアニメの再放送

を見る(ヤッターマンとか....あの時代のテレビは子供に優しかったわ)。

後は、ほぼファミコンしてたなぁ....。

 

そしてお昼はお待ちかねのあのテレビ番組

「怪奇特集!!あなたの知らない世界」

恐怖体験を再現ドラマで見せる番組。

普段は「お昼のワイドショー」といって事件や芸能人のゴシップなどを放送

しているが夏休みは怪奇特集を放映している。

解説者として、放送作家新倉イワオ、霊能者の冝保愛子などが出演していた。

 

どんぶりにご飯を入れて、お茶漬けを作ってテレビの前でそれを見ながら食べる。

たまにソーメン。

あまりにも怖すぎるので頭からタオルケットをかぶって見た。

暑さもふっとぶ恐怖番組やった。

 

午後からはプールの日は小学校のプールに泳ぎに行った。

プール入る時、腰洗い槽に浸かって消毒して、冷たいシャワー浴びて

それでやっとプールに入れとったなぁ。

久しぶりにそこで友達に会ってテンション上がって、帰り道は

赤い目してめっちゃ気だるくなって家まで帰ってた。

 

田舎ではプールの代わりに川で泳いでいたとこがある。

泳ぐのに適した、いい感じの場所が遊泳の場所に指定されていて、

1時から3時まで保護者が付いて見守っていてくれる。

時間になるとどこからともなく水着姿の子供たちがやってきて勝手に泳いでいた。

 

親戚に行った時、川のプールがあって、知らん子に混じって泳いだことがある。

急に深いところがあっておぼれそうになってしまった。

足が急にズボッとはまったようになって足がつかんようになった。

めちゃくちゃ焦るし、深いところは水が異常に冷たいので足が急に冷える。

なんとか水面まで上がって事なきを得たけれど

「川で泳ぐの怖ぇよ!」

と幼心に思ったのを思い出した。

 

友達の所は川に赤い旗が立っていると遊泳オッケーの印だったという。

あんまりその場所から離れたら、アユ釣りのおっちゃんがええ顔せんから、

気をつけなアカンらしい。

 

夜はガチで蚊帳つってたな。

エアコンが無いんで窓開けとかな暑くて寝れん。

ちょっとしたキャンプ気分やった。

夜中おしっこ行く時、蚊帳の出口がわからんようなって漏れそうになったけど....

 

....よう考えたら、僕の夏のイベント、もうゲームの中ぐらいでしか存在せんがな。

これがまさしく「リアルぼくのなつやすみ」....

 

 

児童、生徒、学生の諸君、「きみのなつやすみ」のエンディングが

もうすぐはじまるよ。

いろんなイベントがあったかな?

 

でも宿題が終わってないとバッドエンディングが待っとるからな....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猫を飼うのに一番重要なのはトイレが所定の場所でできるかどうか

 

          <無料で使っても良い猫の画像>

 

 

 

少し前から、外に出るたび何かいる気配がしていた。

ある日、家の窓から外を見たら飼い犬の後ろに何かいた。

 

うちの犬は老犬なのでもう何かの気配を察知する能力は消え失せている。

そんな老犬に寄り添うようにして子猫がじーっと座っていた。

毛の色は白くて少し背が灰色がかっている。

見るからに瘦せていて、目の周りが汚れていた。

 

とりあえず少し離れた位置で様子を見ることにした。

子猫はこっちに気づいていたようだが逃げようとはしなかった。

「人間に慣れている?」

かがんですり足で距離をつめていった。

手が届く距離まで近づいたけれど動かない。

手をそーっと伸ばすと子猫は一瞬逃げようとしたが素早くつかんで捕獲に成功した。

子猫は暴れなかった。そのままケージに入れて様子を見ることにした。

 

過去にも何度か猫が捨てられていた。

家の前が車があまり通らない山をぬける道路で、人目がないので

そういうことをやる人間が現れる。

今回もそんな感じだと思った。

 

うちには先住猫が4匹いたので、子猫はとりあえず

「新入りの弱々しい猫」ということで「よわよわ」と呼ぶことにした。

 

「よわよわ」は生後四、五ヶ月ぐらいの雄猫、親猫にまだ甘えている時期。

一応、猫缶も猫のカリカリもちゃんと食べれて、トイレもすぐに覚えた。

賢いぜ!トイレ覚えれない奴は致命的に飼うのがしんどい。

ヒョコヒョコと軽快に歩く姿はこまくて、かわいかった。

しかし目ヤニが多く出るのと、授乳ができないので健康が心配だった。

 

病院に連れて行こうか迷ったけれど猫の鼻炎に効く薬があったので飲ませた。

それと共に子猫のミルクとチャオちゅーぶを毎日与えることにした。

少しでも早く体重が増えて元気に走り回ってくれ....

 

「よわよわ」は、たまに外に出してやるとじーっと遠くを見ていた。

いったい何を見ていたのだろうか?

見慣れない風景なのか?それとも見えない捨てられる前の場所だったのか?

 

ある時草むしりをしていると、気がつくと「よわよわ」だけがそばに来ていて

こっちをじ~っと見ていたことがあった。

細い体で暑い中たたずむ「よわよわ」に涙が出そうになった。

 

「元気で大きくなって捨てたヤツを見返してやろうな」

「よわよわ」に言いながら頭を撫でた。

「よわよわ」は喉をゴロゴロと鳴らしていた。

 

そんな思いも虚しく「よわよわ」は体調を崩してしまった。

大量の鼻水が出始め、目ヤニでまぶたがひっいて目が開かなくなったりした。

一応食欲だけはあったので栄養をよく取らせた。

 

朝、目が覚めて一番に「よわよわ」の様子を確認した。

「よわよわ」はいつものようにじっと座ったままだった。

チュールちゅーぶを口元にやっても3口なめただけ、歩く姿もよろよろと左右に

よろめいて足元がおぼつかなかった。

 

それからすぐに容態が悪化した。

「よわよわ」は横になってまま動かなくなって、時おり口を開けて苦しみ始めた。

自分はただ撫でてやることしかできなかった。

 

「よわよわ」は容態が急変して30分もしないうちに動かなくなった。

あっという間の事だった....

結局、この家に来てから4週間の間しか「よわよわ」とは一緒にいられなかった。

 

病院に連れて行くのが面倒だったから様子をみることにしたのか?

食欲があるから大丈夫と良いように解釈したのか?

それとも、しばらくしたら元気になるだろうと高を括っていたのか?

全部間違っていたんだろう....

今さら後悔しても遅い。

 

ほんまに飼い猫が死ぬのはいつも辛すぎる。

何匹看取ってきたかも、もうわからん。

ペットロスでメンタルもずっと落ちっぱなしになるわ。

まあ猫を捨てるようなクズにはわからんだろうがな....

 

「亡くなったペットは虹の橋に行く」という話を聞いたことがあるだろうか?

虹の橋のたもとには楽園があって、そこで飼い主に再会する日を待っているという。

「よわよわ」もそこにいるのだろうか?

 

虹の橋には冷たい雨がずっと降っている場所があるという。

その冷たい雨はペットを亡くした飼い主が悲しんで流す涙。

いつまでも悲しんでいるとペットも冷たい雨に打たれっぱなしになる。

「よわよわ」に亡くなってからもそんな仕打ちを受けさせる訳にはいかん。

 

「よわよわ」、いつ行くかわからんが虹の橋で待っとっていてくれ!

短い間やったけど飼い主と思ってくれとんのやったらやけど....